http://atnd.org/event/E0023316
オーガナイザー(順不同)
一杉裕志(産総研)
山川宏(富士通研)
松尾豊(東京大)
−大脳皮質と Deep Learning −
スタートした,野心的な勉強会シリーズです.この勉強会を通じて,人間のよう
に柔軟汎用な人工知能の実現に興味のある研究者,脳に興味のあるエンジニア,
関連分野(神経科学,認知科学等)の研究者間での交流をはかりつつ,こうした取
組へ関わるきっかけ作りができればと期待しています,
・全脳アーキテクチャ勉強会(第1回): http://atnd.org/event/E0022131
全脳アーキテクチャ構築に必要な機能は一体何か,現段階でどこまで実現できて
いるかを,ボトムアップの神経科学的知見とトップダウンの工学的知見の両方を
踏まえて明らかにしていきます,
2. 大脳皮質モデルのベンチマーク・評価方法
3. 現在の Deep Learning で実現できていないこと
http://www.recruit.jp/company/office.html
ATND(http://atnd.org/event/E0023316)サイトで参加登録の上,
チケットを印刷して受付にお持ち下さい.
(産業技術総合研究所 一杉 裕志 氏)
大脳皮質と Deep Learning のアーキテクチャには共通の特徴が多くあるが,
大脳皮質には現在の Deep Learning にはない重要な特徴もある,その中には
Deep Learning の性能をさらに向上させる有望なヒントが含まれているはずで
ある,
そのような特徴をいくつか紹介する,
参考:「大脳皮質と deep learning の類似点と相違点」
http://staff.aist.go.jp/y-ichisugi/rapid-memo/brain-deep-learning.html
(筑波大学 システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻 酒井 宏 教授)
形状の知覚は,視覚腹側経路に沿って階層的に処理されて生起される,各領野
の細胞は異なる受容野(機能)をもち,V1では線分抽出,V2では角(angle)と図
方向(BO)検出,V4では曲率と面の表現,そしてITでは中程度に複雑な形状の表
現,といった機能を示す,皮質では形状を直接求めずに,階層的に計算を分散
していると言える,ここではまず,図方向知覚(図地分離)を取り上げて,その
神経機構理解の研究を紹介する,次に,階層性の本質は皮質における情報表現
にあり,自然画像の統計的性質と神経細胞活動の疎性である可能性を紹介する,
(株式会社プリファードインフラストラクチャー (PFI) 得居 誠也 氏)
人工ニューラルネット研究の歴史は長いが,2000年代後半から画像や音声の認
識および自然言語の意味計算の分野において階層の深いニューラルネットを学
習するDeep Learningが急速に発展してきている,本発表では特にこの数年で
の成功例を紹介し,深いニューラルネットの構成と学習手法,および今後の発
展の行方について述べる,
進行:富士通研 山川 宏氏,東大 松尾 豊氏
http://staff.aist.go.jp/y-ichisugi/brain-archi/20131219wba-shusi.pdf
http://www.slideshare.net/yutakamatsuo/ss-29407641?from_search=3
http://staff.aist.go.jp/y-ichisugi/brain-archi/20131219model.pdf
http://www.slideshare.net/HiroshiYamakawa/2013-1219ss